管理人

お金にまつわるトラブルは世間につきものです。お金を貸したけどいつまでも返さない、飲み代をつけにしたのに代金を払わない、支払い請求をしたが返答がない、相手と全く連絡が取れないなど、枚挙にいとまがありません。これらは相手にお金を払うよう請求する権利、すなわち、債権という権利であり財産です。債権は、書面による契約書がある場合もあれば、口約束で文書化されていない場合もあります。いずれにせよ約束を守ってもらえなければ、権利であり財産であるといっても意味がないのです。残念なことに、世の中には、支払いの約束を破ったり、請求を無視するといった人が少なからずおり、こうした人たちから債権を回収するのは簡単ではありません。

このような場合は、たとえ費用がかかったとしても、早急に、債権回収に専門知識があり経験豊富な弁護士などの専門家に回収を依頼することがベストです。債務者の財産状態を踏まえた解決策の検討と実施が必要ですし、債権回収は時間がかかればかかるほど、回収可能性が低くなっていきます。債権者自身との接触は拒まれても、弁護士が間に入ることで、冷静な話し合いが可能になることもあります。

また、債務者自身が不誠実な場合もあれば、請求が来ているのは分かっているが、諸事情により払いたくても払えない状況にある可能性もあり、様々な事情を加味しつつ、民事訴訟や調停などの手段も視野に入れながら、解決策を探っていくことが大切です。